◆とまらない育児マウント◆どうしたらいいの?

最近『マウント』をとるという言葉をよく耳にするようになりました。『マウント』という言葉は、相手より自分が優位であることを相手にアピールすることを意味するそうです。

昨今、ママ友や同僚に対してマウントを取った・取られたという話はよく耳にしますね。しかし、意外と見落としがちな自分のパートナーに対してはどうでしょうか?

自分の旦那や妻に対してマウントを取るような言動をしてないでしょうか?

私は、最近まで無意識にパートナーの旦那に対してマウントをたくさんとっていました。今思うと、子供を出産し、初めてのことだらけの育児が始まった辺りから何となく旦那に対して牽制するようになり、マウント鬼と化していったように思います。

そんな私ですが、今では旦那に対してマウントを取ることはほとんど無くなりました。

どうしてマウントを取らなくて済むようになったのか。

この記事では、旦那に対して育児マウントを取りまくっていたマウント鬼嫁が旦那に優しくできる嫁になっていった経緯をご紹介したいと思います。

◆ 旦那にマウント鬼と呼ばれ・・・

『マウント』この言葉を知ってからハッとさせられたことがあります。それは、旦那から、『お前って、よくマウントとってくるよね!」と言われたこと。私自身、旦那に言われるまで、全くマウントをとっている自覚がありませんでした。もしかして私、知らず知らずのうちにマウントをとっていたかも・・・自分の今までの旦那への言動を思い返してみました。

◆ なぜ、マウントを取ってしまうの?

旦那の言葉を聞いた時は、少しショックを受けましたが、よくよく思い返すと、旦那の育児参加に対して普段から不満をもっていた為、その気持ちが『マウント』として言動に出ていたんだと気が付きました。

この『旦那に対する育児マウント』の裏には、自分の育児をよくやっていると認めてほしい、もっと自分と同じ目線で育児をしてほしいという気持ちがあります。

マウントする言葉の裏にある『もっと同じ目線で一緒に育児をしたい』ということを素直に相手に伝えるのは案外難しいことです。仮に、相手に伝えたとしても、『仕事が大変だから』という理由で断られると妻側は何も言えなくなってしまいます。

◆ 旦那に対する育児マウントの嵐

● 例えば、我が子の背中に発疹が出ていたことに気がつき、私に教えてくれた旦那に対して、

『私は、3日前から気がついていたけどね!(心の声:今更気がついたの?あなたより私の方が子供の変化によく気がついているわよ)』とマウントをとっていました。

● 家族で食事中、子供にご飯を食べさせたり、食べるよう促したり、色々気を配りながらせかせか食事をしている私に反して、マイペースにご飯を食べている旦那に、

『私はいつも子供に気をかけながらご飯食べてるよ(心の声:あなたはいつもマイペースにご飯食べてていいわよね。)』と牽制。

● 朝から晩まで仕事で忙しい旦那に対して、『ゴミ捨てくらいはやってよね(心の声:他の家の旦那さんは家事を沢山やってくれるのにどうしてうちは・・・ゴミ捨てくらいはやってもいいんじゃない?)』

このように私はことあるごとに旦那をマウントし続け、当たり前ですが夫婦関係はギスギスしていきました。

◆ マウントをやめるには?

①旦那の頑張っている部分に焦点を移す

マウントを止めるには、自分だけが育児で大変な思いをしていると思わず、旦那の頑張っている部分を認めること。

他の家庭の話を聞くと、『うちの旦那は家事やってくれるよ』『お風呂と寝かしつけは旦那が担当してる』などイクメンエピソードを聞くと、それの比べてうちの旦那は・・・となってしまいがちです。

隣の芝生は青く見えるではないですが、他の家庭がよく見えるのは当たり前。悪いところを全て話してくれているわけではないのだから、よその家庭の本当の姿なんて、はたからはわからないんです。

旦那が、一家の大黒柱としてのプレッシャーに耐え、仕事をしてくれていること、仕事でストレスが溜まり憂さ晴らししたいところをちゃんと真っ直ぐ家に帰ってきてくれること。

たくさん感謝すべきところがあります。育児に必死になっているとどうしても自分ばかりという思考に行きがちですが、頑張ってくれている部分に、目を向けることが大切なのかなと思います。

②はっきりと自分の要望を伝える

子育てをしているとどうしても、パートナーが思うような動きをしてくれなかったり、子育てに対する当事者意識の差が気になってしまいがちですが、その気持ちは、心に秘めていても決して相手には伝わりません。

相手にどう動いてほしいのか、分かりやすく言葉にして伝える方が察してと待っている無駄な時間を過ごすより良いのではないでしょうか?

また、褒めてほしいときはこんなことを頑張ったんだ。褒めてほしいと伝えても良いかもしれません。

◆ まとめ

この記事では、旦那に対して育児マウントを取りまくっていたマウント鬼嫁が旦那に優しくできる嫁になっていった経緯をご紹介しました。

今でも、時々旦那に対してマウントを取ってやりたくなることはありますが、マウントをとっても良いことは一つもない。言葉にして旦那に伝えようと心がけるようになってから、夫婦関係がだいぶ変わりました。もしこの記事をみて、自分もパートナーにマウント取ってるかもと、はっとした方がいらっしゃたら、参考にして頂けたら嬉しいです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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